歯科・小児歯科・歯科口腔外科
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歯科について
歯科とは、虫歯と歯槽膿漏の治療、および歯牙欠損部の補綴を主とする歯科診療のことをいいます。
歯周病とは
歯周病の多くが以前は歯槽膿漏といわれていました。これは歯槽(歯ぐき)から膿が漏れるといった症状を表したもので正式な病名は辺縁性歯周炎といいます。
この病気にかかってしまうと、歯がぐらつき歯ぐきから膿が出てきます。そのうちぐらぐらした歯が抜け落ちてしまうというおそろしい病気です。また、1本にとどまらず口の中全体に広がっていきます。
虫歯とは
虫歯は細菌によって歯の1番かたいエナメル質を溶かしてしまうことからはじまります。そのあとエナメル質よりもやわらかい象牙質、歯髄へと進行します。このころになると歯が痛みだします。また、象牙質や歯髄はエナメル質よりもやわらかいので、どんどん溶けていきます。虫歯とは口の中の細菌が歯を溶かしてしまうおそろしい病変のことです。
虫歯ができるまで
- 虫歯は口の中に無数にいる細菌のしわざによるものです。
- 食べ物の残りカスが歯に付着します。口の中の細菌が残りカスを分解し、デキストランという成分を作ります。
- デキストランは歯垢を形成し、この歯垢が歯の表面に積み重なっていきます。
- 歯垢が酸を産生し、この酸が歯を溶かして、虫歯を作ります。
小児歯科
私たちはお子様たちの未来を守るために予防メインの治療を行っております。
“痛い”治療から“痛くない”予防へ
小児歯科概要
小児歯科とはお子様の虫歯予防、虫歯治療、歯並びの治療、そして歯周病の予防と治療などを行うところです。
虫歯を放置することは、味覚形成や顎の成長などに影響を及ぼします。
当院では、将来の歯並びなどに不安をお持ちの保護者の皆様とともに、乳歯時期からの健康管理のサポートに努めていきたいと考えております。
歯科口腔外科
顎骨の中に埋まっている親知らずの抜歯や口の中のできものの切除術などです。
しかし、外科だけを扱う科では決してありません。顎・口腔には多種多様な病気が起こります。
顎骨炎、骨髄炎、口内炎(難治性も含む)、顎関節症、神経痛、癌(歯肉癌・舌癌)、口腔心身症など、列挙すればきりがないほどです。歯科口腔外科という診療科は、このように顎・口腔に起こる様々な病気の診断を下し、治療をする科でもあります。
親知らずって…?
親知らずの治療は抜歯が適応となります。
しかし埋まった状態の親知らずの抜歯はなかなか大変で、特に下顎の親知らずは顎の骨の中にある知覚神経(触覚や痛覚をつかさどる神経)や血管に近接しており、抜歯した後に唇や顔面皮膚の知覚異常や抜歯した部位からの大量出血の原因になることがあります。
歯科医師とよく相談をしてから治療を受けることをおすすめします。
もちろん正常に生えて、きちんと噛んでいるものや今後正常に戻る可能性があるものは抜歯をする必要はありません。
顎関節症って…?
顎関節症とは、「顎が痛い」「顎の関節がカクカクなる」「口が開けづらい(開かない)」「口の開閉時に痛みがある」などの症状の総称です。
顎関節症といっても、顎の筋肉痛のような軽い症状のものから、顎の骨の変形や開口障害など、手術を必要とする重い症状のものまで幅広く存在します。
顎の筋肉痛など一時的に痛みが発生しても、自然に治る場合もあります。
顎になんらかの症状がある現代人は多く、患者層も子どもから高齢者まで幅広く見られる病気ですが、特に若い女性に多い病気であると言われています。
顎関節症の症状や原因は様々であり、その治療法も症状や原因により変わってきます。症状の軽重に関わらず、まずはお気軽にご相談ください。